2009年8月:カテゴリー
EVAスポンジとコルクの接着方法(比較)
コルクマットは、コルクシートとEVAスポンジがくっついてマットになっているものです。
この接着方法には、

・粘着
・接着
という2つの異なる方法で貼り付けられています。(作り元によって異なります)
この2つは何が違うのでしょうか?
カンタンにいうと、前者は両面テープ、後者はボンドといった具合です。
粘着の場合、両面テープのテープ部分(基材)の両面にのりがついています。
※基材レスというタイプもあります。
この基材が、経年変化(=時間がたつごとに変化する) を起こしやすいのです。
なぜ経年変化が起こるかというと、
・使用状況(紫外線に当たったり、無理な力が加わったり等)
・材料本質の変化
などが考えられます。
この経年変化は、材料が安定した粘着剤を使えば問題ありませんが、
もちろん、激安販売されているコルクマットには、コストの関係で
高級な粘着剤や接着剤が使われているとは考えにくいです。
逆のことを言うと、ある程度価格のはるコルクマットは、良質な接着剤を使い、
接着がきちんとされ、コルク部分もしっかりしているかもしれません。
長く使うのか、1年ごとに買い換えるのか。購入者のアナタが判断してくださいね。
コルクマットのお手入れ方法
コルクマットは、基本的に掃除機を使って掃除をします。
フローリング用のワイパーは使えません。
理由は、表面がフローリングのようにすべらないからです。
つんのめります。引っかかります。
どうしても気分が悪いときは、雑巾で押さえるように拭きます。
ゴシゴシ往復して拭いてしまうと、表面のコルクがはげます。
水洗いをするときも同様です。ゴシゴシこすらずに流水を掛けるのがポイント。
また水洗いをすると、コルクによっては乾くとシミのようになることもあるので、
不安な場合は、洋服と同様に端で試してから洗うのも得策です。

表面のコルク、大粒?小粒?
コルクマットの表面はコルクですが、
コルクシートはコルクの粒の大きさによって色々な表情になります。
大粒と小粒で何が違うのでしょうか?

まずは、見た目です。
大粒のコルクマットはリッチ感があり、肌触りがとてもよく感じます。
見た目も大粒のコルクのほうが素材感がたかく高級感があります。
逆に小粒の場合は、見た目は砂のように感じますが、
均一な見た目を重視するなら小粒がオススメです。
ただし、表面の見た目が均一な分だけ、ジョイントの目地が目立つのは小粒コルクです。
次に、強度です。
またコルクシートは一般的にコルク粒を接着剤でくっつけて
それをシート状にスライスしたものをいいます。
当然ですが、小粒のコルクの方が身にまとっている接着剤の量が多く
隣のコルク粒とくっついていることになるので、強度が高いです。
強度重視!なら小粒がオススメです。
コルクマットのジョイントの仕組み:形状
コルクマットのジョイントはコレだけにとどまらず、「形状」も重要です。
形状って、色んなコルクマットを見ると分かりますが、かなり違いがあります。
もしお時間があるときは、100円ショップなどでも除いてみるとよいかと思います。
ジョイントの形状は「アリ」が重要です。
「アリ」というのはカンタンにいうとかみ合わせというか・・・ドッキングしている部分。
この部分の角度が大きいものと小さいものがあります。

大きいもの・・・はずれやすく、目地が開きやすい
小さいもの・・・外れにくいが、コルクマットの強度が必要
と特徴づけることが出来ます。
コルクマットのジョイントの仕組み:数
コルクマットのジョイントの数は、製品によってマチマチです。
ジョイントの数が少ないものを購入すると、取り外しや敷き詰めが楽です。
なので、よく敷いたり片付けたりを頻繁に行う人、
子どもが使うときだけ敷くなど、手間を省きたい人は
ジョイントの数が少なくてもよいでしょう。
ジョイントが多くなると、コルクマットを作る際、
「金型」と呼ばれるクッキー型のような押し型を作るのが難しくなり、精度を出すのも大変。
つまり、大量生産するとなると品質を維持するのも大変なので
製造品質が厳しいのでは?と予想することが出来ます。
コルクマットのジョイントの仕組み:大きさ
コルクマットは、ほとんどがジョイントマットと呼ばれる形状です。
ジョイントマットというのは、パズルのようなはめ込みの突起が
四方にあるマットの事を指します。
コルクマットでなくても、スポンジマットやジョイマットでも、こういったものが多いです。
ジョイントの大きさで、何がちがうの?
ジョイントのサイズは、コルクマットによって違います。
もちろん、コルクマット自体の一辺のサイズにもよりますが、
一辺にいくつもジョイントがあるタイプや、5-6個しかないものもあります。
ジョイントの1つ1つのサイズが大きいと、敷き詰めたときに目地が目立ちます。
これを模様と捉える人なら良いですが、
目地があまりにも目立つと敷きっぱなしの場合は、インテリア的に
見栄えが良くないかもしれません・・・
敷き詰めたまま利用する場合は、作業自体は1回だけになるので、
ジョイントの小さいものを丁寧にはめ込むことで
目地の目立ちは解消できると思います。
コルクマットは、なぜ赤ちゃん用にいいの?
コルクマットは、よく赤ちゃんがいらっしゃるママさんからも相談を受けます。
これはなぜでしょうか?
- クッション性があるから。 クッションになるので、赤ちゃんの転倒時にフローリングよりも衝撃が少ないというメリットがあります。 フローリングに倒れこむとゴチッ!とすごい音がするのですが、 コルクマットはスポンジがある分だけ、衝撃吸収になるようです。 また、コルク自体も空気を含むポーラス状の細胞なので、クッションにもなります。
- ダニやカビに強い コルクは自分自身の細胞に、抗菌成分を蓄えています。
- ちょっとくらいなら、なめても・・・ コルクマットの表面は、上記のように抗菌の機能があるので、少し程度ならなめても
- ホコリがたちにくい コルクマットだと、フローリングとは違いホコリが舞いにくいのが特徴です。
ですから、ダニやカビを寄せ付けにくいので、清潔なイメージがあります。
それほど害にはなりません。
ただし、もともと食べ物というわけではないので、あまりなめさせないほうがいいです・・・。
また、コルクマットの表面がボロボロになるマットもあるので、表面のコルクくずなども心配です。
静電気を放電する性質があるので、ホコリがまとまりやすくなります。
掃除もしやすいので、赤ちゃんにはうれしいですね。
コルクって、原産国はどこ?
コルク原料の原産国は、私が知っているのはポルトガルと中国です。
ときどきサイトを見ると、
「中国でコルクが取れない」
という記述を見ますが、これは間違いです。(実際に私は仕事で使います)
ポルトガルコルクのほうが、中国のものよりコルクの木の樹皮が厚いので、
粒もしっかりしているように見えます。
しかし、実際コルクマットを見ているとどうでしょうか?
コルクの粒は粉砕して(砕いて)加工されるので、樹皮が厚いとか薄いとかは、
あまり性能に影響しない感じがします。
あえて言うなら、
ポルトガルコルク=ブランド品
中国コルク=流通品
といったところでしょうか。(かなりわかりやすくいっているので、ニュアンスは違うかも)