2009年8月:カテゴリー

コルクの厚みって、重要なの?

コルクマットのコルク部分の厚みは、厚くするほどにコストが高くなります。
ですから販売するお店としては、付加価値が高くなります。

コルクの厚みを厚くする(もしくは厚いことをアピールしている)のはいくつか
理由があります。

1. クッション性がよいと、喜ばれるから。
コルクの性質として、コルクの細胞には空気を蓄えているため、
コルクの細胞が多い=コルクが厚いことで、クッション性が増す傾向にあります。

2. 耐久性を増すことができるから。
同じ使用状況なら、長持ちするほうが良いですよね。
上から踏んで使うことを考えると、同じ体重がかかるとしたら
厚みが厚いほうが厚いと力が分散され、コルクにかかる負担が小さくてすみます。

 
3. 薄いよりも厚いほうが、品質が良いと思われるから。
コルクが沢山使われていることで、高級感をPRすることができます。
イメージ戦略の一環ですね。


つまり、コルクの厚みだけを問題にするなら、厚いほうが良いという結果になります。


コルクマットは、どうしてすぐにボロボロになるの?

コルクマットが傷みやすいということを良く聞きます。
どのようになるかというと、「表面がすぐにボロボロになる」と言います。
すぐにボロボロになる
では、なぜコルクマットは表面が傷むのでしょうか?

それは、コルクマット表面のコルク粒の結合の仕方にあります。

コルクマットを結合している接着剤は、通常熱硬化性の接着剤を使います。
これは、加熱すると硬化する性質のことをいい、この硬く固まる減少により
強度を保っているというわけです。

しかし、硬いものは衝撃に弱く、力が入るとパリッといくのは想像がつきやすいですね。
コルクマットは通常生活シーンの中では、踏んづけたり座ったりと
非常に力が加わりやすい状況が多々あります。

手ごろな価格で購入できるコルクマットは、このような接着剤で作られます。

この逆は熱可塑(かそ)性の接着剤をいいます。こちらは熱をかけても
固まらず湾曲に強い性質がありますので、ちょっと力が加わっても柔軟に対応できます。
しかし、こちらは原料にコストがかかるため、あまり安いコルクマットでは使われません。

長く使うか、傷んだら頻繁に買い換えるか?ご自身の生活シーンをよくご検討のうえ
ご予算を立てると良いかと思います。


コルクマットは、防水なんですか?

ジュースをこぼすコルクマットを防水仕様だと思っている人がいるかもしれませんが、それは違います。
ここで2つのキーワードを勉強しましょう。

防水:水を通さないこと
耐水:ぬれても変質しないこと

コルクマットの場合は、耐水の機能があります。防水ではありません。


コルクマットも、表面コーティングをしていない限りは防水の機能があるとはいえません。
近年はコルクの風合いの高い、コーティングしないタイプのコルクマットが増えています。
もし、ジュースなどをこぼした場合ふき取ればコルクが変質することはありません。
しかし、ジュースを放置しておいてもしみこまない(=防水)とはいえません。


ワインの栓は水が漏れないようになっていますが、
コルクマットで使うコルクは、ワイン栓を作った後のカスを結合しているので、
無垢のコルクで作ったコルク栓と同じ考え方ではダメです・・・


またジョイントのすき間にこぼしてしまうと、よほどジョイントの精度がよく
ピッタリすき間なく敷き詰められていない限りは、確実に下の床まで到達します。
どちらにせよ、すぐにふき取ることが汚れ防止になり長く使えます。



コルクマットはペットにいいらしい

ペットにコルクマットコルクマットは赤ちゃん用だけでなく、ペット用にも喜ばれています。その理由は、なんでしょうか?

1. フローリングがすべるから。
ペットにとってフローリングは、すべって仕方ありません。
そうなると前に進めなくなり、カリカリと爪が空回りしてしまいます。

その結果、間接をいためたり、怪我の原因になってしまいます。
飼い主からすれば、治療費がかかってしまいますよね(しかも、ペット保険って高いようです)
ペットの体のことを考えて、コルクマットを検討する人が多いようです。


2. フローリングにキズがつくから。
上記のようにカリカリとペットの足腰が空回りしてしまうと、
その分床にキズがついてしまいます。フローリングのご家庭が最近多いので、
床がキズだらけになってしまいます。

床にキズをつける前に、コルクマットで予防できます。


3. 掃除がしやすいから。
ペットを飼っていると、床キズのほかに問題なのが抜け毛です。
フローリングだと毛が舞ってしまいますし、じゅうたんだと絡まって取れません。

コルクマットなら掃除機で掃除するのがカンタンです。
毛が舞いにくく、適度にまとまってくれるので掃除機で吸い込めばOK。

3拍子そろっているので、コルクマットを検討される人が多いようです。


コルクマットの上に、家具を置いてもいい?

家具を置くコルクマットの上に直接家具を置くことは、好ましくありません。

1つはコルクマットがへこむため、
もう1つはマットの上に乗せると、家具が不安定になり最悪の場合
転倒する恐れがあるからです。

これを防止するには、ベニヤ板などの硬いものを下に敷いて安定させることです。
見栄えが悪くなることもインテリアとしては気になるでしょうが、
たんすなど重いものはなるべく底面全体に板を敷くようにした方がよいです。

テーブルなどは例えば脚部分にベニヤ板などを敷くようにします。

少し手間をかけても問題なければ、
家具を乗せる部分のコルクマットを切り取る方法もあります。


コルクマットの上に、布団を敷いてもいいの?

布団を敷くコルクマットの上に布団を敷くことに抵抗があるかもしれませんが、特に問題はありません。
実際には畳の上に敷くイメージとそれほど変わりません。


もちろん、畳のときど同様に布団は
敷きっぱなしにしないで、きちんとたたまないとダメです。


どうしても心配な場合は、
コルクマットの上に除湿シートを敷くなどすればより快適に使えると思います。


コルクマットはダニが発生しにくいので、畳と比べてよい点もあります。


コルクマットは防音対策になるの?

コルクマットで防音対策コルクマットを敷いたからといって、防音対策ができるとは限りません。
その理由は2点あります。

1. 防音できる音とできにくい音があるから。
コルクマットでは、スリッパで歩くような「高い音」の防音程度しかできません。
等級でいうとレベルダウンできるのは、レベル1つ分くらいです。

よく「(アパートで)下に住んでいる人から、子供の足音がうるさいといわれたので」
という人がいますが、

ドーン!!!!

というような低くて鈍い音は、防音のしようがありません。
販売店で防音バッチリ!みたいな書き方がされている場合は、注意しましょう^^;


2. 結局は、建築物本来の構造が一番問題だから。
音が響く理由というのは、建物が根本的に防音できてないからです。
上の階の床が太鼓状になって音が響くので、そこにじゅうたんやコルクマットを
敷いたからといって、劇的に変わるわけではありません。

つまり、根本から直さないといけないので、コルクマットに過度な期待はできません。

ちょっと希望をなくしかけた人がいるかもしれませんが、実際はこんな状況になります。



コルクマットとコタツや電気カーペットと併用?

コタツとコルクマットを一緒にコタツやホットカーペットと一緒に、コルクマットを使うのは、冬によく問合せをいただきます。

基本的に「熱くなるもの」とコルクマットは一緒に使わないほうが良いです。

しかし、どうしても一緒に使いたいときは、
・必ず熱さを「弱」設定にする
・コルクマットに直接熱があたらないように、敷物をする(こたつ敷きとか)

ようにすると、コルクマットのいたみが少なくなります。

特に、電気カーペットなどはメーカーなどにより温度や熱くなる箇所も違いますし、
局部的に熱くなったりするとコルクマットがいたんでしまいます。

しかし、コルク同士をくっつけている接着剤はあまり熱に強くありませんし、
コルクマットを敷く時点で、フローリングよりは温かさを感じているはずです。

なるべくなら併用は避けたほうが良いですし、別の部屋でコタツを使っていただいたほうが良いです。



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